« 知る楽 漢字事件簿最終回 | トップページ | meijiのロゴデザイン »

2009年9月25日 (金)

怒っとジャパン 『「正しい日本語」より通じる日本語』はわからん!

(「怒っとJAPAN」じゃないと番組の方は検索に掛からない)
言葉以外の手段で意味を伝えられる関係と
言葉のみで伝える姿勢を重んじる関係があるのだよ、
21・2のゆとりちゃん達。

正しい日本語には
日本語の単語に対する知識と
日本語(共通語)のルールに即した使い方の二つの意味がある。
(共通語と方言が同じ「日本語の問題」
として取り上げられるというのも問題だとは思う。)

単語知識の方はなくても言い換えは出来る。
間違えたら謝れば済む。
実社会で困られているのは使い方を知らない事。

日本語は使い方で立場や態度が表せるため
様式に沿うことは自己の立場を守ることにもなる。
第一印象が見た目なら、第二印象は言葉遣い。

単語の意味の間違いなんていうのは、
普通の人は前後の文脈で判断できるし、
時代の移り変わりで表すものが変わるのも当然。
知識がないなら「その程度」と思われるだけ。
だが、使い方を間違えるとプラスは発生しないし
ただ相手を不快にさせるだけ

聞く人が知らなければなんでもないのだろうが、
世間はそんなに甘くない。

運動競技を行うためには
能力の高さ以前にルールを守ることが重視されるのと同様。

日本語のルールなんてどうでもいいと言うのは、
日本社会で生き残るのはどうでもいいと言うようなもの。

芸能人や政治家がめちゃくちゃな言い回しで
生き残っていられるのは、
仲間内相手でやっている世界だから。
仲間内会話だけで世間の荒波を超えられるとは思っちゃいけない。

「ら」抜きは未だに耳に障るが、
言い難いのか、共通語を知らないのかと相手を侮って
黙認できるくらいには聞きなれた。
テロップは別問題

最近気になるのは人前で話す際に良く言う「させていただく」
能動的行為なのに被許可+謙譲と取れ、
媚びや卑屈さがにじみ出ている。
そんなことをさせる許可をどこの誰が出したのかと問いたくなる。
「連用形+て+もらう(いただく)」で一文節になるのが
日本語のルール上正解。
「いただく」は貰う=takeの謙譲。
「する」=doの謙譲は「いたす」
「民主党を与党にしていただいた」
「消費税増税を据え置きといたします」
「(業界内の地位は見ている方には関係ないので)
番組に出演いたしまして」
「テレビ局に出演料をいただきまして」
「この場をお借りして祝電を披露いたします」が正解。

どうしようもなく日本語を知らない奴だと思うのは
「知る・分かる」という意味で「知れる」を使われた時。
「知る+られる」のら抜きと考えても
「知られる」は「名が通る」「世間に認知される」という意味。
古語なら「理解する」という意味で使うが、
現代語なら「里が知れる」など
「ばれてる」という意味。
「知られる」「知れる」も他者に対してしか使わない。
あとは「明日は雨かも"しれない"」という
「可能性がある」という使い方くらいしかしないだろう。
つまり、自分の行動を表す時には絶対に使わない言葉。
(ドリクラのテキストにそれがあって、
その一言で物語の浅はかさを体現しているようだった)

冗談抜きに「は」と「わ」の区別が出来ないのは、
文語と口語の違いが分かっていないおこちゃま。

|

« 知る楽 漢字事件簿最終回 | トップページ | meijiのロゴデザイン »

日本語について」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事